【最高のセールスは「未来」を売ること】
今日は売れるセールスの近道になる話をしたいと思います。
最近、うちの会員さんがたくさん増えました。
うちの会員さん向けのサービスで僕が時間を割いてる「添削」というサービスがあります。
会員さんが情熱を込め作り上げたセールスの仕組みが「これで売れるのか!?」ってチェックさせてもらうという素敵なお仕事です。
最近は月に100件近くは添削しているので、かなりの添削マスターになりました。。
これだけの数を見ていると最初の10秒ぐらいで
「あっ、これは売れる!」
か
「ん~~このままだと売れないなぁ」
のどちらかが手に取るように分かります。
こういう話をするとみなさん「売れる」正解を知りたい!という人がとても多いのですが、正解はいろんなパターンがあるのでマネするには基礎知識がないとうまくマネできないんですよね。
なので、本当はその逆の「ダメ」な事例を話すほうが、だれでも避けれるので参考になるので、今回はダメな話をお伝えします。
僕が添削していてパっと見て、「あ、これは売れないな」と思うものには共通するパターンがあります。
それが「商品の良さを伝えようとしている」ものです。
たとえば、何かの資格を手にできる学校サービスをやってる人なら「うちは3ヶ月で●●の資格がとれます。なぜなら・・・」というようなものだったり。
なにかのサービスをしている人なら「●●●●をもっと知ってもらいたい。●●●●はこんなに便利なんです!」っていうような、ドストレートな直球で伝えている人です。
これらは全部、商品の良さを伝えようとしているものなのですが、これは売れないマーケティングの考え方です。
では、「あ、これほしい!」って思って商品を買う人が、何を基準に購入を決めているのかというと、それは「未来」で決めているんです。
資格学校で資格を取得しにくる人は、資格が欲しくて通ってるのではなく、資格をとった後の未来にわくわくして資格を取得しにきています。
好きな車を買って、好きな人と好きな場所に好きなだけドライブしたいから、「免許」をとるわけです。
なので、商品を売りたいのであれば、お客さんに伝えるべきなのは「商品」ではなく好きな彼女とかっこいい車で海沿いをドライブしている「未来」を売らないといけないわけです。
消費者が興味を持つのは「3ヶ月で資格を取れること」ではなく「3ヶ月後には素敵なドライブでムフフ」な気分になれてるよってことに妄想してワクワクして興味を持つわけです。
こうやって聞いてもらうと「あ、なるほど!」って思う人がたくさんいますが、実際自分で考えだしたら、ついつい商品を売ることを中心にしてる人が多くなります。
商品サービスを売りたいなら、商品ではなく「未来」を売る。
その商品を手にしたどんなカスタマーサクセスがあるのかをお客さん自身が気づいた時に、お客さんは商品に手を出したくなるということを意識しておいたほうがいいと思います。